貴方の南瓜

新人メディカルソーシャルワーカーKabochanによる紳士的なブログ

自律神経のさみだれづき

 

今月から、新しく入ってくる急性期の入院患者の退院支援を全て担うことになった。

右も左もわからないし、プレッシャーもひしひしと感じる。

 

入職して3ヶ月の新人に急性期40床を任せるリスクを負う管理職も相当な覚悟だと思う。ただ入職して3ヶ月というわけでなく、社会福祉士経験も、そもそも社会人経験もない新人だ。

 

知識も経験も知恵もない。

ただもうやるしかないといった感じだ。

 

同じ相談員の上司とはかなり折り合い悪くストレスで自律神経のバランスが乱れた。吐き気はするし食欲がわかない。おまけに頭痛や皮膚も荒れて。

勤務中は上司のことで悩み、やらないといけないことはあってもできることがないというストレス。ほとんど全てが悪循環に陥っていて、毎日やめたい、ダメだと心も折れかけていたと思う。

そんな時期と被って、同居する祖父が脱水で入院した。恋人はパニック障害と診断された。

仕事から帰宅し、見舞いに行き、洗い物なんかをして、激しく脈打つ心臓の音に耐えながら眠った。

ボロボロだった気がする。

 

約1ヶ月間は鬱々とした気持ちで毎日を過ごして、まるで成長しない自分に嫌気がさしていた。

 

 

それも祖父が退院して家に戻ってきてからは徐々に落ち着いてきた。祖父は要支援2をもらって、ヘルパーが家のことはある程度してくれる。また、落ち着くまでは少し家政婦に入ってもらい、訪問看護に祖父の体調も管理してもらっている。

 

祖父のことが落ち着いたことで、仕事に頭を持っていく余裕が少しはできたのと、部長が上司との関係を考慮して話を聞いてくれた。

役割を与えられたことと、やること、やらなければならないことが明確になったので、今はわりにモチベーションをもって仕事に取り組むことができている。また、最近は上司が少し優しくなった気がする。気がするだけで油断はできないが。

 

覚えないといけないこともやらないといけないことも盛りだくさんだが、なんとかやっていくしかないのだ。

 

 

 

 

新人ボーナスがある間に仕事できるようにならないといけない

 

Kabochan.